ぼっちカメラ手記

カメラや写真に関する色々を綴ります

page. 16 SILVER GRASS

 

SILVER GRASS

 

December 10, 2017 | Taku

 苦労して到達した場所には、往々にして、感動的な光景が広がっているものです。写真は昨年末、奈良県曾爾高原に行った際に撮ったもの。徒歩で向かうには大変な所でしたが、辿り着いてみると素晴らしい景色を見せてくれました。

 

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page. 15 ハチドリ

 ハチドリ

 

December 23, 2017 | Taku

 富士山を背に翔び立つ飛行機を見ることが出来る "HUMMINGBIRD DEPARTURE" と呼ばれる離陸方式ですが、諸事情により廃止が決定されていると聞きます。このようにいつ失われるか分からない光景も、写真として残しておくことが出来ます。裏を返せば、写真に残したもの全てがいつ失われるか分からない物事なのかもしれない、などと考えたりするものです。

 

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page. 14 水に寄せて

 

水に寄せて

 

September 16, 2017 | Taku

 山や森の中を歩くとき、都市部で時を過ごすだけでは決して感じることのできない感覚を覚えることがあります。見、聞き、その他全ての感覚器官で受け取った事象がそのまま自分自身の世界となるならば、だから私は休日を割いて、自然の中に分け入るのかもしれないなどと考えたりするものです。

 

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page. 13 超簡易ピンホールカメラ

 

Takuです。

 

 ミラーレス一眼を用いて、超簡易ピンホールカメラを作って遊んでみました。折角なので、レビューしようと思います。

 


◆作り方

まず下記の材料を準備します。
・ミラーレス一眼カメラ
・アルミホイル
・針
・マスキングテープ

 

 カメラのボディキャップを外してアルミホイルを被せ、マスキングテープでしっかり留めます。真ん中らへんに針で穴をあければ完成です。作成時間、準備を含めて5分。
 今回カメラはα7Sを用いました。ミラーレスと書きましたが、別に一眼レフでも出来ます。

外観です。名付けてミラー&レンズレスカメラ。
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ホールの直系は約0.5mmです。
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◆スペック

焦点距離】約18mm~約16mm
F値】約36~約32


◆スペック計算過程

 スペックは次のように導出します。マウント面にそのままアルミホイルを貼りそこに穴を開けてけるため、フランジバック長がそのまま焦点距離になります。故に約18mm。F値は定義のまま計算して、F値 = 18 ÷ 0.5 = 36。

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ただし、アルミホイルに穴を開ける際に撮像素子側に力が掛かるのでたわみが生じ、厳密には焦点距離18mmよりも数ミリ単位で短くなっているはずです。正確に測っていませんが、おそらく16mmくらいが妥当かと。そうなるとF値も変わってきて、約F32程度と考えるのが良い感じ。

 

◆実写

 作成したミラー&レンズレスカメラもといピンホールカメラを持って、家の周りに繰り出してきました!

 

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異様なさま。

 

数枚試写しましたので、作例をどうぞ。

 

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SONY ILCE-7S, 焦点距離:約16mm, F値:約32, SS 1/4, ISO100, WB5500K

 

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SONY ILCE-7S, 焦点距離:約16mm, F値:約32, SS 1/6, ISO100, WB5500K

 

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SONY ILCE-7S, 焦点距離:約16mm, F値:約32, SS 10, ISO100, WB6400K

 

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SONY ILCE-7S, 焦点距離:約16mm, F値:約32, SS 1.6, ISO100, WB6400K

 

◆画質レビュー
・ボケボケです。デティールは全く期待できません。
・左右にマゼンタ色のかぶりが目立ちます。
・周辺光量落ちは言わずもがな。
・センサーにゴミが付いてるのがよくわかります。
・右側がフレアっぽい。
・4枚目、樽型に歪曲して見える。レンズ無くても歪曲ってするんですね?
・色は思ったよりちゃんと出てる。特に一枚目は枯葉の黄色い感じと滑り台の青・黄・赤が見えてる。葉っぱの緑も出てる。ただ、3枚目の緑がちょっと深すぎる。

 

◆比較

 レンズ有り写真と並べてみます。(レンズはSEL1224Gを用い、焦点距離を16mmに合わせて撮影しました。F値は22(最少絞り)にしています。)左がレンズを用いて撮影した写真、右がピンホールで撮影した写真です。その差は一目瞭然。
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◆まとめ

・超簡易ピンホールカメラを作りました。
焦点距離F値について、だいたい計算通りのスペックで使用することができました。理論と実証、大事。
・実写したところ、特にボケが大きすぎてあまり面白みのない結果に。撮影後に調べたところ、ピンホールカメラには焦点距離に応じた適切なホール径があることを知りました。
・色味は思ったより出ていました。
・ホールの大きさとフレア対策を考慮に入れて、改善試作を作れそう。

 

 

 以上です。家にあるもので誰でも簡単にできるので、お遊びでやるのがおすすめです。理屈では分かっていても、アルミに穴をあけただけでちゃんとパネルに像が映し出された時には感動しますよ!どうしてもセンサーにゴミが付着しますので、その点だけはご注意ください。
 

 

それでは。

 

page. 12 RAW現像とJPEG撮って出し 第一回「Light to JPEG ~JPEG撮って出しとRAW現像、何が違うのか~」

Takuです。

 

 「RAW現像派 v.s. JPEG撮って出し派」の争い、しばしば議論されます。年末年始もTwitterのカメラクラスタ間で盛り上がってましたね。皆さん議論大好き。それだけカメラ・写真が好きなのと、自分のこだわりが強いんだと思います。主張があるのは良いことですね。

 せっかくの機会なので、私の意見も整理してまとめておきたいと思います。数回に分けて連載の予定ですので、お付き合いいただけますと幸いです。

 

第1回「Light to JPEG JPEG撮って出しとRAW現像、何が違うのか~」

 

◆Light to JPEG

 今回はカメラというガジェットに着目して、主に技術的側面からのアプローチでの主張を記します。

 カメラは写真を撮るための機械、すなわち光を使って絵を作り出すための道具です。カメラで絵を作るにあたって、「そもそもJPEG撮って出しとは何なのか」「RAW現像とは何なのか」が分かっていないことには、議論が始まりません。ということで、まずはカメラシステムによって「光」が「JPEGファイル」に絵として落とし込まれるまでに通る経路を確認します。

①被写体から発せられた光、あるいは被写体で反射した光がレンズを通って撮像素子に到達する。
②撮像素子から出力されるアナログデータをA/Dコンバータでデジタルデータに変換する。ここでRAWデータが作られる。
③RAWデータを各種画像処理エンジンや現像ソフトによってJPEGファイル(画像ファイル)に変換する。

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Fig.1 Light to JPEG. 薄黄色枠内がカメラ内部の処理。かなり簡略化していますが、概要ということで悪しからず。

 
 Fig.1 を見るとわかる通り、RAWファイルから画像処理エンジンを通ってJPEGを作るのがいわゆる「JPEG撮って出し」に、現像ソフトを通ってJPEGを作るのがいわゆる「RAW現像」にあたります。画像処理エンジンを通るか現像ソフトを通るかの違いは、RAW現像をメーカーが設定した方式に委ねるか、撮影者が自分の意図、意志を反映させて行うか、の部分に現れます。

 注意すべき点は、両方共RAW現像は行われているという点です。ここを勘違いされている方は多い気がします。JPEG撮って出しのみで撮影していると、カメラ内で処理が片付いてしまう画像処理エンジンによるRAW現像には気づかなくて済みますからね。少し話が逸れますが、JPEG撮って出しとRAW現像という対立のさせ方にそもそも違和感があります。

 

JPEG撮って出し

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 繰り返しになりますが、JPEG撮って出しはメーカープリセットのパラメータでRAW現像してJPEGを取得します。すなわち、メーカーが考えた「良い画質」を目指して画像が作られるわけです。「色味はどうしたらいい」だとか、「ノイズ感をどう作ったらいい」だとか、「レンズ補正の加え方」だとか、メーカーお任せで良い感じの絵を作っもらえるわけです。

 各社丁寧に作り込んでくる部分ですので、基本的に破綻無く綺麗な絵ができるのは間違いありません。自社のレンズやセンサーの性能を熟知した設計者がセッティングするパラメーターですから、もちろん素人ではできないような画質に仕上げてくれるわけです。

 よく、Canonは記憶色、Nikonは記録色、などのように、メーカーごとに色味や絵作りが違うと言われますが、画像エンジンの違いによってRAW現像パラメータが異なりますので違うのは当然ですね。もちろんセンサーの違いやRAWファイルの作り方も影響してきますので、メーカーごとの絵の違いがすべて画像エンジンの違いで説明できるわけではありません。

 

◆RAW現像

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 いわゆる「RAW現像」はA/Dコンバーターを通過後に作られたRAWファイルをカメラから横取りして、撮影者が好きなようにパラメーター調整の上JPEGを取得します。カメラ内にある画像エンジンを用いるのではなく、LightroomやDPPといったPC上で動くソフトウェアによってそれを行います。

 色の変化もノイズ低減もシャープネスも、撮影者の意図によって自由自在です(もちろん限度はあります。) 使用するソフトウェアにもよりますが、JPEG撮って出しとほぼ同じ、ないしはそれに近い絵を作ることもできますし、まったく異なる絵を作ることもできます。作者の意図次第というわけです。

 ノイズ低減やシャープネス、各種色味等々、好きに弄ることができますが、下手にいじくり回すと画質を整えるのが難しくなります。自由度が高い分、下手すると絵として破綻します。綺麗な画質で、自分の意図を反映さえた絵を作るとなると、慣れと訓練が必要な領域になると思います。

 

◆まとめ:JPEG撮って出しとRAW現像はこう違う

 今回のまとめは次の通り。
・「JPEG撮って出し」と「RAW現像」の違いは、作者の意図の反映させ易さ。
JPEG撮って出しはメーカーお任せ現像。カメラの中身を正確に把握した人たちの考えたパラメータで現像されるので、当然綺麗。ただしメーカーの中の人の意志が入る。
・RAW現像は自力で現像する必要があるので、撮影者の意志を入れやすい反面、画質を綺麗に仕上げるには訓練が必要。

 

 

 

 ちょっと待て、JPEGで撮った後にレタッチすれば良いじゃん。そこで意図を反映させることもできるはず。RAW現像意味なくないか?

なんて声が聞こえてきそうですので、次回その辺を整理します。 (一週間後の予定です。)

 

 

それでは。

 

 

page. 11 JUNGLE'S

JUNGLE'S 

June 10, 2017 | Taku

 

西表島。見たことのない形状。

 

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page. 10 星色夜空

星色夜空

October 14, 2017 | Taku

 

見渡す限り満天の星空。目を凝らせば凝らすほど星の光ばかりが瞳に飛び込んでくる圧倒的な光景。
天候の変化が激しいとされる谷川岳ですが、夜に30分間だけ、美しい景色を見ることが叶いました。

 

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