ぼっちカメラ手記

カメラや写真に関する色々を綴ります

diary.4 May 30, 2018 高野喜久雄の詩集を買いました

May 30, 2018

 

Takuです。

 

   高野喜久雄の詩集を買いました。

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   高田三郎の合唱曲として聞いたのが彼の詩との出会いでした。「内なる遠さ」という組曲でしたが、高田三郎の音使いもさる事ながら、高野喜久雄の詩にも大変心を打たれたのをよく覚えています。自分の存在を自分でどのように捉えるのかだとか、そのために行う自問自答の行い様だとか、自らの在り方を考える日常的な営みに対して鋭く刺さるような表現がたまりません。

    当の詩集はまだペラペラめくる程度にしか読んでいませんが、見開き1ページ目にある「独りでいると」という詩に惹起されました。次のような一連で始まります。

 

 独りでいると

 一番近いものが一番遠くなる

 内と外とがいれかわる

 裏返された手袋に似て

 

こちらの詩、先述した組曲「内なる遠さ」には起用されていなかったのですが、「内なる遠さ」という言葉をそのまま言い換えた文面になっています。1ページ目でこの様な詩に出会えたことで、「内なる遠さ」、すなわち自分自身と向き合った時に見えてくるその深淵や果てしなさといったものが、彼にとって大きな主題の一つだったのかもしれないと感じました。

   この手の詩がたくさん読めることを期待して、少しずつ読み進めていきたいと思います。

 

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